2016年11月11日金曜日

銃の持ち運び - ペリカンケース

はじめに


サバゲーにしろシューティングにしろ、フィールドやシューティングレンジまで銃を持っていかなければならないことは多々あります。
おもちゃとはいえ、知らない人が見ればぎょっとするような外見をしているのがトイガンですから、可能な限り見えないようにして持ち運ぶべきですし、何よりいい加減な運搬では、大切な銃を壊してしまうかもしれません。

銃のケースには大きく分けてハードケースとソフトケースがあります。
ここでは、ライフルサイズの持ち運びに絞って、ハードケースを紹介したいと思います。

1. ペリカンケース


軍でも使用されているとても有名なケースです。ライフル専業ではなく、パソコン用やスーツケース等も作っていますし、カメラを趣味にしている方は、カメラの持ち運びに使っているかもしれません。

ペリカンケースはとにかく頑丈で、飛行中のヘリから投げ落としても壊れないほどの耐久性を誇ります。ライフル用としては1700、1720、1750の3種類があります。

頑丈な分非常に重いのですが、キャスターが付いているため転がして移動させることができます。
フタにはゴム製のパッキンが付いていて、水が入らないようになっています。そのままだと気圧差で開けられなくなることがあるので、調整用の弁も付いています。

1700はM4A1カービン等の14.5inサイズのライフルに適合します。1720だと、16inクラスのライフルを入れることができます。それ以上の長さの場合は、1750を選択します。1750だと、長めのボルトアクションライフルも十分入ります。
個人的には1720が汎用性が高く、おすすめです。


非常に良いケースなのですが、欠点としては、価格が高いことが挙げられます。輸入品なので為替レートにも左右されますが、一番汎用性の高い1720が、およそ4万円ほどの価格で販売されています。
また、ウレタンフォームがフタ用1枚、本体用1枚、底板1枚の合計3枚付属しているのですが、本体用を銃の形に合わせて切ってしまうと、当然元には戻りません。そこで、替えのウレタンフォームを買うことになるわけですが、純正品が非常に高価で、しかも必ず3枚セットでの販売になってしまっています。
市販のウレタンフォームをいくつか組み合わせて使うこともできますが、ペリカンのウレタンフォームは適度に固く、内容物をしっかり保持してくれるので、なかなかそれと同等のものは見つからないのが現状です。

本体用のウレタンフォームを取り除いてしまっても、厚みのあるものであればフタ用と底板の2枚のウレタンフォームである程度固定されるので、投げたりするようなことがないのであれば本体用のウレタンフォームは保存しておいてもいいかもしれません。
また、後で紹介するソフトケースに入れた上で、ペリカンケースに格納するという手もあります。

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