つづきから
Larueのライフルバッグは使いやすくてよいのですが、いかんせん入手性に非常に難があるのがネックでした。しかし、似たような製品は他社からも発売されています。
6. Haley Strategic INCOG Rifle Bag
Haley Strategicが発売している、INCOGブランドのライフルバッグです。Haley StrategicはMAGPULのCEOを務めていたTravis Haley氏が立ち上げたブランドで、タクティカルシューティング向けの製品を主に発売しています。
外形はLarueのCover Rifle Caseに似ていますが、こちらはベルクロではなく内部にウェビングが配置されていて、銃を固定できるようになっています。
上面にはMOLLEプラットフォームの他、装備品を入れることができるメッシュポーチが配置されています。元々、シューティングに必要な装備を一式持ち歩けるように設計されたケースなので、小型のチェストリグであれば十分入ります。
カラーはHaley StrategicのシンボルカラーであるDisruptive Grayのみですが、Larueと異なりサイズのバリエーションがあるため、長い銃を入れることもできます。
一番オーソドックスなものがINCOG Carbine Rifle Bagで、このサイズでもLarueよりも大きいため、14.5inのM4A1カービンでも入れることができます。
16in以上の長いライフルの場合は、INCOG Long Rifle Bagを選択できます。少し価格は上がりますが、18inクラスのSPRも入ります。
また、このblogを書いている段階ではまだPRE-ORDERですが、INCOG Subgun Rifle Bagという、サブマシンガンサイズの製品もあります。伸縮ストックのMP5や、折り畳みストックのカービンサイズのAKがちょうどすっぽり入る長さのようです。
Haley Strategicは日本への発送を行ってくれるので、クレジットカードさえあれば普通に購入できるのが良い点です。ライフルバッグとはいえ実際は単なるナイロンのバッグですから、個人輸入に特に法律的な制限はありません。
元々タクティカルシューティング向けの製品を出しているメーカーなので、デザインも洗練されており、おすすめの製品のひとつです。