つづきから
では、残りを紹介してしまいましょう。
3. ガスブローバックガン用バッファーチューブ
ガスブローバックガンのバッファーチューブは、そもそも機能が実銃と同じなので、構造や取り付け方法も実銃と同じです。
ただし、メーカーによってネジの寸法が異なっているので、注意する必要があります。
3.1 実銃規格
読んで字のごとく、実物のバッファーチューブと互換性のあるサイズです。
WA、2015年モデル以降のVFC、WEはこの規格です。
3.2 初期VFCサイズ
VFCの初期のモデルはややチューブが細く、ミリネジになっているため、実物のバッファーチューブは使用できません。
3.3 KSCサイズ
M31×P1.5のネジを使用したチューブです。やはり実物のバッファーチューブは使用できません。
KSCは初期型と現行型で寸法の違う場所が多く、バッファーチューブもネジのピッチは同じものの、互換性が無いようです。サードパーティ製の部品もないので、純正品をそのまま使うことになります。
3.4 マルイMWSサイズ
マルイのM4 MWSも実物のバッファーチューブとは互換性がありません。ネジ部がやや細く、併せてレシーバーのネジ穴も狭いため、交換するにはリタップが必要です。
いくつか互換性のあるサードパーティ製の部品が発売されているので、交換する場合はそちらを使います。
4. SYSTEMA PTW用バッファーチューブ
SYSTEMA PTWには、ネジという意味では実物のバッファーチューブがそのまま取り付けられます。しかし、配線の逃がしがないため、実際は使用できません。加工が必要です。
実物バッファーチューブに変更する場合、バッテリーの格納には要注意です。後ろから交換できなくなってしまうので、テイクダウンしてのバッテリー交換になりますし、配線の引き直しも必要になります。チューブの後ろを切り落とす手もありますが、強度が落ちるので、止めた方がいいでしょう。
まとめ
エアガン特有の構造の違いで、各社互換性が無い状態です。ストックを交換するだけならチューブを交換する必要もないのですが、質感が気に入らないとか、バッテリーが入らないとかの理由で交換する場合は、自分の持っているロアーレシーバーにきちんと対応しているかどうかを確認してから購入するようにしてください。
特に、MAGPUL UBR等の専用チューブを必要とするものの場合は、対応した製品が発売されていない限り使用することはできません。
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